2021年6月14日月曜日

【校長の日記】避難訓練

今日の6限目は避難訓練を行いました。皆、整然と移動出来ており、大変立派でした。コロナ禍の緊急事態宣言下ですので、消防署の方にはご参加いただけませんでしたが、今日をまた一つのきっかけに、防災、避難について関心を持っていって欲しいと思います。

<ご参考まで:今日の訓練でお話した内容>

「 今回の避難訓練は、緊急事態宣言下でもあり、距離を確保して移動してもらうため、学年別に距離を確保しながら移動をしてもらいました。 実際にはこのように時間をかけて移動はしませんが、日頃から今日移動した避難経路の確認をしておいて、いざという時に落ち着いて行動することが大切です。

避難で特に大切なのは、まずあわてないで静かにして放送や先生の指示を聞くことです。しかし、実際は停電などで放送が出来ないことも考えられます。 どんな時も、今どんなことが起こり、どう避難すればよいかをきちんと確認してから避難をすることです。あわてたために転んで怪我をしたり、危ない方向へ避難したりしないように、落ち着いて避難して欲しいと思います。

また、皆さんを守ったり、指示をして下さる先生方がいつもそばにいてくれるとは限りません。火災が発生したとき、いつもいる教室でなく、どういう場所にいるかもわかりません。本当に様々なケースがあって、いざ思いがけないケースが起こった時は、どうしようか迷うこともたくさんあると思います。 是非、そんな時でも落ち着いてあわてないで、しっかり考えて、適切な行動をとって、安全に避難して欲しいと思います。

これまでの避難訓練の機会に「おかしも」という言葉を聞いたことがある人もいるかもしれませんが、避難の際には、「おかしも」も意識して欲しいと思います。”お菓子も”ではなく、「お=おさない。か=駆けない(走らない)。し=しゃべらない。も=もどらない。」、ということです。

大地震や火事の時、冷静に考えることの出来る人はなかなかいないと思います。しかし、そのようなパニック状態の時でも、足がすくんで何も出来なかった、その結果落ちてきたガラスやコンクリートなどに当たって大怪我をしたり、死ぬようなことがあってはなりません。とっさの時に身の安全を守れることが大切です。

また、学校は大勢の人がいますので、自分だけ安全に避難することはできません。全校生徒が整然と避難することが出来て、はじめて被害を小さく食い止めることが出来ます。もし一部の人が勝手なことをすると、全員が避難できないような事態が起こることになります。

昔からよく「天災は忘れたころにやってくる」と言いましたが、災害はいつやってきてもおかしくない状況です。

最後になりますが、自分事にとらえて、今日の避難訓練をきっかけに、再度防災に関心を持って、日々の生活の中で備えていって欲しいと思います。 避難訓練、ご苦労様でした。 」

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