今日の6限目は、各教室で映像を視聴する形になりましたが、後期生徒会役員・委員会の辞令交付式を行いました。
はじめに前期の各委員長と生徒会長から、任期を終えての話があり、これまで取り組んできてくれたことや、後期の皆さんに託す思いを話してくれていました。
その後、後期の生徒会本部役員と各委員会の委員長の皆さんに、代表して辞令を交付させていただきました。各委員会の委員長からは、今後の活動や意気込みを元気に話してくれて、とても頼もしさを感じました。
後期もみんなで力を合わせて頑張っていって欲しいと思います。
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ご参考まで、本日の辞令交付式でお話した内容を掲載させていただきます。
「 生徒会本部役員の皆さん、各委員会の委員長はじめ委員の皆さん、立候補ありがとうございました。皆さんの「みんなのために」という志は大変尊く、心から感謝と敬意を表したいと思います。これから南池田中学校、また全校生徒の皆さんのために活躍してくれることを、心から期待しています。
さて、皆さん。こんな言葉をご存じでしょうか?これは、有名な言葉と書を残した相田みつをさんの作品のひとつです。
『花を支える枝 枝を支える幹 幹を支える根 根は見えねんだなあ』
この作品を通して、相田さんは何を伝えようとしていると思いますか?
これは私の解釈ですが、桜の木をイメージすると分かりやすいかもしれません。花とは、皆さん一人一人が、それぞれの持ち味を生かしながら、良さを発揮して頑張っている姿のことと言えるのではないかと思います。でも、その花が咲き誇るには、その花を支える枝があり、そしてその枝を支える幹があり、そしてその幹を支える根があります。でも、その根は土の中にあって隠れていて見えない…こんな様子を相田さんは表現しています。
見えない所で黙々と活動し、南池田中学校の皆さんを支える人、それが生徒会役員、各種委員会の皆さんだと言えないでしょうか。決して目立つような活動ではないかもしれませんが、学校全体を支えてくれています。
しかし、この根も、支える土が無いと、木も花も育つことも無く、立ち行かなくなってしまいます。そこで、今日の辞令交付式にあたって、皆さんへのお願いは、全員でこの根っこを支える土となって、つまり、全員で南池田中学校を支えるというような気持ちを持ちながら、生徒会・各種委員会の皆さんに協力し、素晴らしい南池田中学校にしていって欲しいということです。
お互いにそうしてつながり合い、支え合うことで、より良い南池田中学校にしていくことが出来ると思います。これからまたみんなで力を合わせて、頑張っていきましょう。」