今年は、アジア太平洋戦争の戦後71年目にあたります。広島・長崎の原爆投下、終戦の
日を前に、8月5日に、平和登校を行いました。
8時30分に、3年生が体育館に集まり、アジア太平洋戦争で亡くなられた方に、黙祷を
捧げました。この後、「国境なき医師団」の第一号日本人派遣医師である貫戸朋子さん
が、1993年に国境なき医師団に参加し、スリランカ、ボスニアで医療活動を行ってきて
体験したことを礎として、「戦争と生命」というテーマをめぐって、母校の子どもたちと
ともに真剣に考え、語り合うドキュメントを鑑賞しました。
3年生の集会の後、1・2年生が体育館で平和集会を持ちました。最初に、黙祷を捧げ
た後、3年生の代表の皆さんから、6月に実施した沖縄修学旅行の報告を受けました。
この報告の後、広島の原爆投下時に、建物の取り壊し作業に学徒動員で従事した少女たち
が被爆した状況をアニメーションで描いた「夏服の少女達」を鑑賞しました。
今日の平和登校では、平和の尊さと戦争の悲惨さをあらためて考える機会となりまし
た。